ーInterviewー
入社4ヶ月で妊娠。子供がいてもキャリアを諦めないママ広報の働き方
ー今はどんなお仕事をされているんですか?
現在はフリーランスの広報&ライターとして活動しています。
主なところだと4社ほどを並行して案件を受けていて、取材対応やよりマーケ目線のキャンペーンの企画、別の会社では採用広報に近い仕事もしていますね。
子育て支援系や英会話系のサービスなど、特に業界は絞らずに広報とライターの仕事を半々くらいで受けながら、絶賛子育て中です。
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ー今まではどんなお仕事をしていたんですか?
IT企業の営業→サービス広報→フリーランスというキャリアを積んできました。
実は新卒でかなり有名な大手のIT企業に就職したのですが、入社して4ヶ月で妊娠が発覚して。せっかく新卒で入った会社を半年で退職しました。
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同世代との差に「私ってこのままでいいんだっけ?」
妊娠中〜子供が生後6ヵ月になるまでは専業主婦で。4月になると、同期だった周りの友達が仕事で成功はじめたり、後輩ができたという話を聞いて「私は何をしてるんだろう?」と思ったんです。
とにかく働かなきゃ!と思って、医療メーカーで正社員として2年ほど働きました。その後、育児にも余裕ができたことや好きなことをしたいと思って転職を決意。
自分が使っていて好きだったサービスの広報アルバイトから半年ほどで正社員になり、プレスリリースの執筆やキャンペーン、イベント企画や取材対応の仕事をしました。 2年くらい働いたところで「20代のうちにフリーランスを経験したい」と思ってフリーランス広報&ライターに転身しました。
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広報に役に立つ『八方美人』のススメ
ー広報っていまいち実態がわかっていないのですが、平さんは何をしているんですか?
会社によってやることの比重は変わりますが、基本的には3つの仕事です。
・書く(プレスリリース・採用広報)
・企画(キャンペーン・メディアに向けて)
・営業(メディアへの売り込み)
けっこうマーケターや営業に近いこともやっていたりしますね。私の場合、自分のコンプレックスだった「八方美人」が広報になったらプラスに変わって。そういうコミュニケーション能力が広報には大切かな、と思います。
あとは調整力も実は汎用性の高いスキルだったりします。この辺は語ると長いので、私のブログを読んでいただけるとうれしいです!
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「子供を言い訳にしない」ワーママの働き方
ーお子さんいるようには思えないくらいバリバリ働いていますね!
よく言われます(笑)
子供は保育園に預けているので、会社は17時半に仕事切り上げてお迎えや家事をしていますね。私が夜に用事があるときは夫が迎えに行ったり夫婦で協力して子育てをしています。
もちろん子育ては大変ですが、子供のために我慢したって思いたくなくて。
子供のために外出や遊ぶことを我慢すると、周りの人が遠慮して誘ってくれなくなってしまう気がします。夜に仕事を入れたりしていると友達の誘いも減らないし、仕事をもらえたりして。
子供って結局自分で成長して、子供の人生を歩むので、親がめちゃくちゃ心配せずとも育ってくれると実感したら子育ても楽になりました。
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ー平さんって超ポジティブでパワフルですね!
実は意外と繊細なんですよ(笑)不安になったり、落ち込だりはよくします。でも、悩んだらキリがないし状況も変わるから考えたってしょうがないなと思って。先のことは考えすぎないようにしています。
私がうまく考えられるようになったきっかけは、自分を知れたというのが大きいと思います。家事や育児はマイナスを0にする仕事だと思うのですが、会社の仕事はプラスにする仕事で、私にはそっちの方が合っていました。
自分の価値観を知って、価値観に添って行動したのがよかったのかもしれません。
広報やママのキャリアに興味のある方はもちろん、コーチングも勉強しているので価値観の棚卸しがしたい方、どんな方でもウェルカムなのでぜひご相談ください!
相談者の声
あみさん(27歳/女性) ☆☆☆☆☆
広報のお仕事以外のこともお話させていただき、共感できるお話しが多く、初めてお会いしているにも関わらず、たのしかったです。
Ayaさん(29歳/女性) ☆☆☆☆☆
ざっくばらんに色々な質問ができ、実態がよく分かっていなかった広報やライターの仕事内容への理解が深まったのでとても良かったです。また、同い年かつ色々と環境が似ていたこともあり、すごく共感する部分と、私もこんな風にいきいきと働きたいと憧れが強くなりました。