ーInterviewー
バリスタ・ワーホリ・日本語教師……様々な仕事を経験した20代
ー歩んできたキャリアについて教えてください!
職種としては営業→バリスタ→日本語教師→広報→バリスタを経て、現在は日本語学校で事務と日本語講師をしています。
京都で半年間、英会話教室の営業をした後は一番長いのはスターバックスでバリスタとして働いた経験です。アルバイトだったのですが、スーパーバイザーや管理まで任せてもらえて、その後のワーホリにも役に立つ経験になりました。
カナダに1年間ワーホリに行って、帰ってきてからはアルバイト中心ですがとにかくいろいろな仕事をしていましたね。靴磨きとかもしてました(笑)
その後はインドで1年間日本語教師をして、帰ってきて広報の仕事をしたり、カフェの店長をしたり……今32歳ですが、たくさんの経験をしてきたので語り尽くせないですね(笑)
・・・
ー面白い経歴ですね!どんな経緯で今の仕事に行き着いたのでしょうか?
カフェで店長として半年ほど働いていたのですが、このカフェの古い考え方や組織で店長が休みなく身を削って働くということに参っちゃって……最初は自分は逃げてるだけだとも思って踏み止まっていたのですが、自分の心を守るために辞める決意をしました。
ただ、そこからの転職活動は「今の職場から出たい」というネガティブな気持ちが強く、うまくいかなかったんですよね。その間に自分とちゃんと向き合って、コーチング受けた時に「外国が好きだから、外国に関われる働き方がしたい」と気が付いたんです。
インドに行く前に「私は今コーヒーの知識しかないから、海外で働けるスキルが欲しい」と思って日本語教師になった、という経緯もあったので日本語教師になりたくて。私は短大卒日本語検定も持っていないので、まずは事務から入ったのですが2019年の10月から週3で授業も持って日本語教師として働いています。
事務の仕事も広報の要素やデザインの仕事があり、今までやってきた経験が役に立っています!
・・・
カナダとインド、2度のワーホリを経て痛感した自分のスキル不足
ーカナダのワーホリやインドでの仕事はどんなことをしていたのですか?
カナダでは6年間スタバで働いていた経験を生かして、1年ほど現地のスタバで働いていました。日本のスタバでの経験や、豆のエキスパートの資格も評価してもらえ、管理まで任せてもらえました。日本のスタバで学んだことが生きたと思います。
スタバの業務経験があっても、現地で採用される確率は低かったのでとにかくレジュメ(履歴書)をたくさん出しました。100通くらい出したうち1つだけ返ってきたので絶対受かりたいと思って、辞書を使いながらも必死で面接を受けましたね。当時、語学学校には1ヶ月だけ行ったのですが、もともとそこまで英語が得意ではなく……(笑)職場はみんなカナディアンで完全に英語環境だったので、英語には苦労した部分もありました。
実は大学の時から英語の勉強が嫌いだったのですが、流石に勉強しなきゃと思って、現地の大学生に英語教えてもらいましたね。
・・・
インドでは日本語教師として現地で採用されました。
はじめはカナダなど英語圏で探していたのですが、2度目はワーホリビザが取れず……アジアなども見る中でインドが一番労働の条件が良さそうだったのでインドにいくことにしました。それが2017年の2月でした。
正直、インドには直前まで行くかどうか悩んでたんです。危ないイメージが強かったので……そのとき母に「せっかくだから行ってきたらいいじゃん!」と背中を押されて、実際に行ってみたら現地の人に日本語を教えて、すごく楽しかったのを覚えています。
・・・
海外への”憧れ”から”行動”に移せた理由
ーキャリアで悩んだことやもやもやしたことはありましたか?
転換期は何度もあり、とても迷ったり悩んだりしました!
最初の営業の時は、英語に関われたらいいかなと思って選んだ仕事先ですが「やっぱり英語を使いたい!」と思ってやめましたし、広報の仕事やカフェの時も古い体質の組織や人と合わずに悩んだり……
カナダのワーホリでは帰りたくないとも思ってたけど、自分には海外で働けるスキルが少ないことに悩み、帰ってきたらまた海外に行きたい気持ちでいっぱいになったりしました。
落ち込むことも多かったのですが、コーチングをしている方や周りの人に相談して助けられながらなんとかやっています!
ーこれからやりたいことはありますか?
来年にまた海外に行きたいと思っています。将来的にカナダへの永住を目指してまずは学校(カレッジ)に通いたいと思っているのですが、タイミングも難しいのでいま色々と調べているところです。
条件やお金で仕事を決めるとうまくいかない経験が多かったので、自分の欲にしたがってやりたいことをやっていきたいと思います!