「場所に縛られないキャリアを目指したい」転勤と子育ての中で自分のやりたいことに正直に生きる商社人事のキャリア
- キャレア公式ライター
- 2019年12月20日
- 読了時間: 3分
更新日:2020年3月27日

ーInterviewー
仕事と育児の間で楽しさも悔しさも経験した
ー歩んできたキャリアについて教えてください!
新卒で総合商社に入社して、人事部に配属後は新卒採用から中途採用、さらにダイバーシティ推進担当などやらせていただきました。途中で営業企画部に社内異動して2、3か月ほど勤めた後に産休に入りました。その後は夫の転勤もあって、今は名古屋にいます。
名古屋では前社の関連会社である化学品の専門商社で人事部として仕事しています。主に労務管理や社内の昇格、採用についてですね。今まで9割型人事の仕事してきましたね(笑)
あとは、キャリアコンサルタントの資格も持っています。やっぱり人と接する仕事が好きなんです。
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ー仕事と子育ての中で葛藤はありましたか?
実はちょうど営業企画部に異動が決まった時に妊娠が発覚したんです。もともと異動願いを3年くらい出していたので異動が決まった時はすごい嬉しくて。でもちょっと心境が複雑でしたね。「妊娠は嬉しいけど、タイミングが……」って思いました(笑)
人事の仕事は好きだったけど3,4年くらい人事の仕事をしていると、東京の人事部としてできることはやりつくした感がして。だから新しいことやりたいと思い異動希望出しました。
でも実際は難しくて……「異動したからこそ新しいことに挑戦したい」と思っていても、妊娠の関係でできないことがあったり、期待に応えきれない悔しさがあったり。
それでも上司がとてもいい人で、妊娠を伝えた上でもその部署に来てほしいと言っていただけたので、理解ある職場には本当に感謝しています。
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実は夫が同じ会社の人で、転勤族なんです。会社の周りでも転勤族の妻がいて、仕事辞めて旦那さんについて行ったり、旦那さんが単身赴任をしたりする人が多かったです。今は名古屋で一緒に家族全員で暮らしていますが、私も結婚前とか子供が一人目の時は、単身赴任で別居していました。
今後も夫の転勤の可能性はあるので、”場所に縛られないキャリア”をどう築いていくがが今後の課題です。
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変化に対応しながら、”今やりたいこと”に素直になる
ー大切にしている価値観について教えてください
「柔軟であることと、今を大切にすること」です。
世界的に安定してた企業が突然倒産したり、いきなり新しいグループが生まれて今までのものが急に古くなる中で、過去に固執してたら取り残されていくと思うんですよね。
だからこそしっかりと変化に柔軟に対応できる自分でありたいです。
さらに家庭において転勤が急に決まったとしても、いつもの自分でいられるように今何ができるか、常に考えて選択肢をいっぱいもっておくようにしています。
来年転勤あるかもとか子供生まれたりするかもとかって思うと、躊躇しちゃってチャレンジしたいこともできなかったりするけど、でもそれって不確実でいつ起きるかわからないわけで……
だから今やりたいことに素直にやっていきたいと考えてます。
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自分の代名詞は何か考えたい
ーこれから挑戦していきたいことはありますか? 自分の代名詞をちゃんと持っておきたいです。自分を表す言葉ーーいうならば自分の軸が3つあると仕事での市場価値も高くなると思うんです。だからこれからは自分の代名詞探しの一年にしていきたいですね。
ー最後に一言お願いします!
若いうちに前倒しでやりたいことに何でも挑戦してほしいです。
どうしても結婚して出産するとキャリアがスローになります。だからこそ、出産した後でも他の人に追いつけるように、20代に前倒しをする気持ちで今のキャリアを歩んでほしいですね。ほんとに、若いうちならなんでもできますよ!
ーありがとうございました!
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