家族と仕事の関係性を考える。徹底的に求職者に寄り添うキャリアカウンセラーの働き方
- キャレア公式ライター
- 2019年10月18日
- 読了時間: 4分
更新日:2020年3月27日

ーInterviewー
20代。とにかく仕事をしてやりたいことに気がついた
ー今までのキャリアについて教えて下さい。
販売や営業、キャリアカウンセラーといろいろなキャリアを積んでいます
はじめは新卒で地元福岡のユニクロに就職しました。九州の店舗を半年ごとに転勤したりと結構激動の2年間だったのですが「お店や地元だけではなく外の世界知りたい!」と思い24歳で転職を決意しました。
求人広告サイトをひたすら見ていたら、リクルートの求人広告に「いろんな業界・価値観に触れられる仕事」とあって「これだ!」と思い即転職を決めました(笑)
・・・
ーかなり即決ですね!そんなリクルートでのキャリアが長いと思うのですが、やっぱり仕事が合っていたんですか?
実は……正直に言うとキツかったですね(笑)
リクルートではザ・営業という感じで一日100件電話をしたり、飛び込み営業をしていましたが、お客さんに拒否されることに慣れていなくて……リクルートの先輩がいい人だったからなんとかやってこれましたね。
3年半の契約が切れた後、やっぱり接客業がしたいと思い式場の仕事をしていましたが、リクルートの上司に誘われて、リクルートに内勤の営業として戻りました。
内勤は掲載したいお客さんとのやり取りでした。数字を追ったり、お客さんと一緒にやっていく仕事にやりがいを感じていました。
・・・
企業のサポートの先に"求職者に寄り添いたい"という気持ち
やりがいがあったのですが、そのうち「採用されなかった求職者さんってどうするんだろう。」と思うようになって、求人広告に歯がゆさを感じるようになりました。
ちょうど夫の転勤もあって転職を決意。元上司が立ち上げた人材系の会社で、営業や求職者側の相談受ける仕事をしていました。
その会社が大好きで、仕事も楽しくて定年まで働きたいと思ったのですが、夫が大阪支社の立ち上げで大坂転勤になってしまったんです。
別居という選択肢もあったのですが、別居をすると子供も産めないし、転勤の終わりも見えない……でも会社もやめたくなくて、すごく悩みました。悩んだ末に夫についていくという決断をして、会社はリモートワークなどでこの6月まで福岡と大阪行ききしながら働いていました。
今はリクルート時代のつながりで大阪の営業代行の会社で働いていますが、また来年には夫の転職で東京に行く予定です。一旦仕事は全部やめて扶養に入ろうかな、と思っています。 でも、人のキャリアについて考えたり、寄り添うことが好きでずっとやっていきたい『天職』に近いものだと思っています。
・・・
30歳になって気がついた"働くこと"と"人生"の関係性
ー愛さんって、家族が決断の中心になっていますね。
やっぱり、女性だと子供やパートナーとの関係は切れないというか。 でも、これだけ子供欲しいと言っておいて恐縮なのですが、実は子供が得意な方ではないんです(笑)
でも、家族を持ちたいし、仕事もしつつ、家庭も大事にしたいと考えていて……夕方に帰って食卓を囲む、それがちゃんとできる世の中になればいいな、と思っています。20代はめちゃくちゃ働いたのですが、30歳になるとちゃんと食事をして寝るのも大事で、そういう自分の生活を大事にしたいなと思うようになりました。
あとは、せっかく働くなら嫌なことはしたくなくて、好きなことを仕事にしていたいですね。
私自身、キャリアの中で悩んで苦しんでいた時期がかなりあって、キャリアカウンセラーの資格もとりました。会社内外で人の相談に乗った時に話を聞いてもらうだけで、スッキリしたと言われることが多くて、モヤモヤしてる人の役に立てれば、と思っています。
相談者の声
O.Mさん(35歳/女性) ☆☆☆☆☆
とても良かった。転職相談でお世話になったが、そもそも転職したい理由である今の職場の環境の棚卸しが不十分なままであることに気付けた。様々な角度から質問をして下さり、今の環境のどういう点が嫌なのかにも気付いた。嫌な点に気づき一時的に転職欲がより高まったが、その後普段通りに働く中で良い点も色々と浮かび、まずは自分の理想とする働き方を考えてみようと思えた。
みきさん(31歳/女性) ☆☆☆☆☆
相談して良かったです。靄が晴れた感じがしました。アフターフォローも有り難かったです。
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