エリートの道よりも、スタートアップに転職。みんながやりたいことができる社会を作りたい。
- キャレア公式ライター
- 2019年10月20日
- 読了時間: 4分
更新日:2020年3月24日

ーInterviewー
エリート街道の末に気がついた”本当にやりたいこと”
ー今はどんなお仕事をされているんですか?
観光エンタメ企業の『タビナカ』で旅行商品のマーケターをしています。
タビナカには1年半ほどいる中で、 ツアーの企画運営や新規事業に関わったり、マーケティングのチームに入ってからはコンテンツマーケやSEOなどをしていました。
ここ1、2ヶ月は海外向けのマーケティングを行っています。海外向けのマーケティングは自分が感覚的に良いと思う写真や商品と実際に反応があるもの違っていて、日本向けとはマーケティングの方法が全然違うのが難しくて……
でも、その感覚の違いを数字やロジックで解明したい!という気持ちでわくわくしています。
・・・
ー今まではどんなお仕事をしていたんですか?
学生時代は「自分の価値を最大限発揮できる仕事がしたい」という思いや、周りに起業家が多いことからぼんやり起業家になりたいと思っていました。
在学中にビジコンに参加したり、カンボジアで事業を考えたりしたのですが、「この事業は私が一生を懸けられることか?」と考えた時に、中途半端に関わるならやらない方が良いと思い立ち上げを断念しました。
そして起業をするにも「魂かけられるようなことがない」と思ったんです。
そんな経緯があって自分のやりたいことを見つけるために、様々な価値観やビジネスモデルを知れる外資系のコンサル会社に入りました。
・・・
自分が楽しいことよりも、人に価値を与えられる仕事をしたい
コンサルの仕事はすごく楽しくて、大きい金額のプロジェクトに携わったり新卒4ヶ月目で一人で海外出張をさせてもらえる経験があって、環境はハードだけど楽しい仕事でした。
でも働いて1年近い頃に「自分はほんとに価値を与えてられてるか?」と疑問を持ったんです。自分がユーザーを幸せにしていると自信を持って言えることをしたいと思うようになって、もやもやしていました。
その時に学生時代にインターンをしていたタビナカ(現在の会社)のイベントに行ってみまして。その時会った社員さんみんなの熱量がすごくて、そういう環境に自分も身を置きたいと思ってしまったんです。
その日に「タビナカに戻る!」と決めました。
・・・
みんなが気軽に、いろんな選択肢を取れる世界にしたい
ー決断早いですね!そんなエリートの道を捨てて、周りに反対されなかったんですか?
やっぱり大手の外資系コンサルをやめてスタートアップに入る時は、周りにはもったいない!と言われましたね(笑)
でも、好きなことをして生きていくほうが大事だなと思っていて。
私っていわゆるレールに乗って育ってきたんですよね。両親は大企業で、小さいころからバイオリンを習うような家で、もちろん大学はMARCH以上で大手企業に就職、と言われて育ってきました。
そういう背景もあって、みんながやりたいことをして生きられる、そういう価値感に人々を向けたいと思っています。
海外の大学いきたいと思っても、「日本で就職するなら良い大学に行ったほうがいい」と言われたり、 外資コンサルからタビナカ行った時にも反対されたりしたのですが、そういう前の人が歩いた道を歩いておけば安全だっていう日本の慣習に疑問を持っていました。
だからもっとみんなが気軽に、いろんな選択肢を取れる世界にしたいんです。
みんながやりたいことをやるためには、とにかく外の世界を知ったり、自分がめちゃくちゃ好きなものを見つけたりすることが大切だと思っていて、タビナカで「本当に良い体験」を提供したいと思って、タビナカに転職したんです。
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ーすごいビジョン!そんなバリバリ働くユリさんですが、結婚についてどう考えていますか?
理想はプライベートと仕事が完全に一体化してるのがいいです。
結婚してもお互いやりたいことをやってて、たまたま向かうところが同じだから一緒にいる、みたいな関係が理想です。今の彼氏といてもお互いに土日は仕事してます(笑)
子供いたらそうは行かないかもしれませんが、やりたいことをやるのが一番だと思っています。
ただ、子供は欲しいので30くらいまでがっつり働いて産みたいとは思っていますが、 それまでにタビナカで子供がいてもバリバリ働ける制度が整えられるといいですね。オフィスとかに子供いながら働ける未来もやってくると思うので。そういう社会にしていきたいと思っています。
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